ライブラリーサイエンス専攻1週目

 1週目の授業は,月曜日しか受講しませんでしたが.

 ライブラリーサイエンス専攻では,1週目に指導教員の希望を提出します.そのため,初回の授業の時点では指導教員と相談して履修計画を立てるということができません.ということで1週目は,基本的に全科目を履修するようにという指導がオリエンテーションで行われました.

 だいたい1日2.5コマほど,ライブラリーサイエンス関連科目が開講されています.月曜日は3コマでした.

  • 構造化文書運用演習
  • 学習科学(必修)
  • 情報サービス論(必修)

構造化文書運用演習

 Webプログラミング技術(HTML・PHPXMLSQLJavaScript)の基礎的な内容と検索・推薦・コミュニケーション技術(ベクトル空間モデル協調フィルタリング・Web APISNS)について概説するという授業です.毎回の演習課題と最終的に自分で上記技術をもとにシステム設計・実装を行い,それで評価が行われました.

 今週は,インターネット・WWW・Webページについての解説と,HTMLの基礎という内容でした.

学習科学

 情報専門職に必要とされる教育と学習に関する理論について学びます.ユーザー・そして情報専門職の態度・技能・知識といった基本的な概念を修得するということです.グループワーク形式で授業が進められていくそうです.初回は,それぞれの学習・教育に関する体験をグループで話し合い,それを発表するという内容でした.

 正直なところ教育学との区別が付いていなかったりするのですが….リテラシー教育に関わっていながら,まったく素養のない分野なので今後勉強していきます.

情報サービス論

 情報サービス(ここでは図書館や文書館を指す)の,意義や概要,現在どのような課題を抱えているのか,そういった内容の講義です.まだ文献は示されていませんが,毎回担当者を決めて指定文献の概要を発表していくという形式で進められていくということです.また,外部の研究者に講話していただく機会もあり,そのうちの1回は受講者が5分程度の英語プレゼン(自己紹介+研究しようと考えている内容)を行うとのことです.

 

 実際には私は3年間の長期履修ですので,この3課目を全て履修することはないと思います.継続的に履修することにした講義についてはある程度このブログでまとめていきます.

 社会人院生としてどのように講義に出席しているかについもここで簡単に書いておきます.

  1. 履修科目を決めて時間割を確定する.
  2. 履修科目の講義時間を除いて,1週間の勤務時間が38時間45分(=7時間45分×5日)になるよう調整した勤務表を作成する.

となります.講義に抜けた時間の分だけ,定時以降に通常勤務を行うということです.