佐賀に行ってきました
「しょひょう」も「じゆうけんきゅう」*1も終わっていなかったりしますが…。
縁あってお仕事させていただいている全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)の関係で、佐賀県に行ってきました。イベント運営と図書館見学、あとは酒飲んでました。佐賀の日本酒は甘口でした。
イベント関係メモ
参加していたのはこちらのイベント公文書館機能普及セミナー in 佐賀といってもやっていたことは、趣旨説明と言うことで5分ほど話したことと、イベント全体のUstream中継の2つ程度でした。
Ustream中継は一年前にも同じイベントで担当していました。そのときの反省から事前に資料公開をお願いしていて、それは良かったかなと思っています。一方で、反省点としては、MBAを利用して中継したのですがさすがに画質・音質のレベルが低かったことです。今年度中にもう一度Ustream中継をやる機会があるかもしれないので、せめて音声だけでも外部マイクを使って向上させたいところです。*2
イベントは満員御礼で大成功でした。運営側にいるとなかなか報告の内容聞けないあたりが辛いところです。
見学関係メモ
見学をしてきたのは以下の施設
特に印象に残っているのは、伊万里市民図書館です。カウンターの上に図書館設置条例の第一条*3を掲示していました。施設も目的を明らかにしておくことは、市民からのチェックを受けるという意味で重要だと感じました。
その他、いくつかメモを。
- 佐賀県政策カタログ2011のなかに「古文書が読める人材の育成」が挙げられている。
- 佐賀県公文書館では、九州北部豪雨の一週間前から「佐賀を襲った風水害」という展示を始めていた。
- 佐賀県公文書館は佐賀城址近くにあり、過去も含めてあまり水害の影響を受けていない。
- 伊万里市民図書館・武雄市図書館ともに、展示など含めてかなり職員が手をかけているのがうかがわれた。
今回5人で回りましたが、他の方と図書館見学行くと自分と視点が違うので、いろいろ発見があって面白いですね。ひたすらドライバーをやってくださったid:shibureさんどうもありがとうございました。
写真は伊万里市民図書館の登り窯のお話部屋の仕掛けです。
*1:リードテックのひみつ http://haseharu.hatenablog.com/entry/2012/08/13/194601
*2:今回も事前にiBuffaloのWebカメラ(MBA対応)を購入していたのですが、OSをMountain Lionにアップデートしていると外部のWebカメラを認識しませんでした。結果として内蔵カメラとマイクを利用することに。メーカーに問い合わせると、現在は対応策未定で書類がそろっていれば返金対応を行うとのことです。
*3:「伊万里市は、すべての市民の知的自由を確保し、文化的かつ民主的な地方自治の発展を促すため、自由で公平な資料と情報を提供する生涯学習の拠点として、伊万里市民図書館(以下「図書館」という。)を設置する。」