最近のあれこれ

英語によるプレゼンのリハーサルが終わり、わりと慌ただしかった2ヶ月が少し落ち着いたので、ここ最近のやったことなどを簡単に記録。

医学図書館に投稿

長崎大の松村さんと以下の記事を共著で投稿しました。

松村悠子, 大谷周平. ILL依頼データから見た長崎大学附属図書館医学分館における文献の需要 (特集 第20回医学図書館研究会・継続教育コース). 医学図書館, 2014, vol. 61, no. 2, p. 182–186.

内容は、以下の発表がベースになっていますのでご覧ください。
ILL依頼データから見た長崎大学附属図書館医学分館における文献の需要
医学図書館の次号刊行後にhttp://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/:NAOSITEにセルフアーカイブされると思います。

自分はあんまり貢献していないのですが、MeCabPythonを使った形態素解析と単語頻度の集計について書きました。データに基づく業務改善はやらなければと思いつつ、手をつけ切れていないのでとても刺激になりました。というわけで放置中の自館の貸出返却状況の分析をやらねば…。

CA-Eの原稿執筆

大谷周平.E1584 - 進化する学術レコードと変わりゆくステークホルダーの役割. カレントアウェアネス-E, 2014, No.263.
http://current.ndl.go.jp/e1584
カレントアウェアネス-E No.263感想 - ささくれ

OCLCのレポートの紹介です。http://www.oclc.org/content/dam/research/publications/library/2014/oclcresearch-evolving-scholarly-record-2014-a4.pdf

6月9日に依頼を受けて、7月10日に初校提出、2回の校正を経て7月24日に刊行というスケジュールでした。実際に割くことができた時間は、レポート読むのに1週間、執筆に1週間くらいでした。
多くの人に紹介するためにまとまった英文を読むということ、校正によって原稿のレベルを何段かあげてもらうということ、この2点を経験できたのはとても良かったです。執筆することでなんだかんだで自分が一番勉強になり、得をしたように思います。調査情報係のみなさま、どうもありがとうございました。

国際会議に投稿

9月に北九州で開催される国際会議で発表します。
IIAI International Conference on Advanced Applied Informatics (IIAI AAI 2014)
http://aai2014.iaiai.org/index.html

9月3日(水)
Extraction of Key Expressions Indicating the Important Sentence from Article Abstracts
Shuhei Otani and Yoichi Tomiura (Kyushu University, Japan) [ESKM-SS6:4]

3月10日にCFPがでて、5月7日に投稿・5月29日に採択・6月14日にCamera ready提出というスケジュール
でした。採択通知ではCamera ready提出日が7月20日となっていてのんびりしていたら、実際には1ヶ月以上
はやくて、慌てることになりました。(学会ページではちゃんと正確な情報が出てた…)
金曜日はこれのリハーサルでした。ひどい出来だったので、あと一月はこの準備という感じになりそうです。
こういう経験は大学院に進学しなければ、できなかっただろうなと思います。

気づけば修論提出まであと半年もありませんね…。