ライブラリーサイエンス専攻を卒業します

3月になって,2015年初エントリー.

口頭試問も公聴会も(無事かどうかはさておき)終わり,学位授与式を除いて概ね大学院関係のイベントは終了しました.

この3年間,学生としても職員としても中途半端だなぁと思うところばかりではあるのですが,よい経験ができました.大学院の授業を定期的に受講できたり,実験の目的をたててプログラムを書いたり,インターンシップで別の職場を体験したりという生活は楽しかったです.
ちょっと振り返ると,

  • 費用…入学金約28万,授業料約100万(3年間の長期履修だったため,6回に分割して支払い)
  • 勤務と授業…平日昼間も授業が行われるので,授業の行われる時間帯を外して勤務時間のシフトを組むという変則労働をしていました.(例:8時半から10時まで勤務,10時半から12時まで授業,13時から19時15分まで通常勤務),1年目に必修の授業を取り過ぎてしまったことと,通勤時間が片道1時間30分ほどかかることもあり,かなり体力的に厳しかったです.2年目後期から授業をうける必要が無かったことを考えるともうちょっとバランス良く取れば良かったかなと思います.ただ,現在は必要単位が40単位から36単位に減っているので,負担は減っています.

2年後期以降は,週に一度指導教員と進捗の確認と方向性の修正などを繰り返す感じでした.能力不足で実験がなかなか上手くいかず,修士論文の提出直前まで実験をすることになってしまいましたが….

経済的にも体力的にもそれなりに負担がかかるので,安易におすすめはできないのですが,テーマをもって課題に取り組み,それに対する指導なり助言が得られるというのはよい経験となりました.明確にやりたいテーマが固まっている方はチャレンジしてみると面白いのではないかと思います.また,あらためて大学の講義を受ける機会を得て強く感じたのは,事務職員が半期に一コマ程度でも勤務時間中に勤務として講義を受講するような制度があれば,職員のスキルアップにもつながり,また,大学院進学を選択するような方も増えたりするのではないかということです.(大学院で授業を受けていたときに比べて,MOOCsが普及し既にそういう役割を果たしている気もしますが)

3年間指導いただいた先生方,大学院関係や月一で沖縄に帰るという生活の中,快くサポートいただいた職場のみなさまと家族に感謝を.

修論の内容などについては,また改めて.

LSS関係のエントリ


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